パーツのカスタマイズについて

主要PCパーツの選び方

BTOパソコンは選べるパーツの量が「多すぎる」ということもあり、
なかなか敷居が高いように思われます。
しかし自分がPCを利用する際の用途から絞り込めば、
かんたんにパーツをチョイスすることができます。
このページではパーツの選び方についての説明をしていきます。

[OS]

OSとは、「オペレーションシステム」の略です。
OSはパソコンを使用するための基本ソフトです、
従ってインストールされていないとパソコンは使用できません。
BTOパソコンは一部例外を除き「windows」というOSを使用します。
また、同じOSでも「32bit版」と「64bit版」の2種類があります。
32bit版は64bit版より、使用に制約が多いです。
OSの再インストールは非常に面倒な為、64bit版を購入するのが無難です。
さらにOSには様々な機能が伴うエディションが存在しますが、
説明が細かくなるのでここでは割愛します。

[CPU]

CPUは処理全般を担当しておりパソコンの中心です、
よってCPUのスペックがパソコンの性能に直結します。
CPUには「~世代」という分け方がされていて、
1~2年ごとに、新しいシリーズのCPUが発表されます。
型番も変わりますので、一概にこのCPUが良いとは言えません。

CPUの性能は大まかに言えばコア数とクロック数によって決まります。
コア数は頭脳がいくつあるかといった例えられ方をします、
現在は2コア~4コアの製品が主流で、4コアの方がもちろん高性能です。
クロック数はどれだけ高速に処理ができるかの目安です、
こちらも大きい数値の方が処理速度が速くなりますが
放熱量が多くなるためそちらとのトレードオフになります。
従って性能の高いCPUをご購入の際には、
CPUクーラーのグレードアップをお勧めしています。

メモリ

メモリはデータの一時保管場所です。
メモリの容量が多いほど使えるソフトの数も増えますし、
使用スピードにも安定感にも直結するパーツです。
メモリ選びで重要なのは容量と枚数です。
保障条件など変わってきますが、
基本的にどのメモリも性能の差はあまりありません。

ハードディスク

ハードディスクは、データ長期的な保管場所です。
メモリと違い、磁気によって物理的にデータを保存します。
「HDD」と表記されることが多いです。
HDDで重要なのは、容量です。
「GB(ギガバイト)」「TB(テラバイト)」
という単位があり1000GB=1TBです。
この数値が大きければ、その分データもたくさん保管できます。
HDDはパソコンのパーツの中でもかなりアナログな部分です。
よって故障リスクが高いため、
容量に関係なく常にデータのバックアップを取ることをお勧めします。

SSD

SSDとは、「ソリッド・ステート・ドライブ」の略です。
基本的にHDDとセットで性能を発揮します。
データ保存を「書き込み」
そのデータを使用することを「読み込み」と言いますが
SSDはデータの読み込みに優れています。
しかしSSDはHDDより容量が小さくデータの書き込み速度は、
読み込み速度ほどは速くありません。
SSDと、HDDをセットで使うことで、読み込みと、書き込みの作業を分担し、より速くパソコンを動かすことができます。

光学ドライブ

ディスクを読み込むパーツです。
CD・DVD・ブルーレイなど、種類は様々です。
OSやドライバCDを自身でインストールする際は、
光学ドライブにディスクを入れてインストールするのが一般的です。
光学ドライブは、性能の良し悪しよりも、対応するメディアの数が重要です。

グラフィックボード

グラフィックボード、またはビデオカード。
グラボ、VGAなど、略称で呼ばれることもあります。
グラフィックボードは3Dグラフィックやゲームの映像を
高速に、かつ綺麗に表示させるためには不可欠なパーツです。
種類は「Geforce」系と「RADEON」系の2種類に分けられます。
メーカーの違いによるもので性能差はほぼなので、
好みのメーカーやコストパフォーマンス等で選ばれるお客様が多いです。
グラフィックボードは高性能になればなるほど、
非常に多くの電力を消費するため、
電源ユニットの容量も合わせて考えないといけません。

しかし、ゲームをしないというユーザーには、
グラフィックボードはさほど必要なパーツではありません。

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